丸大豆とは?

大豆が丸いのは当たり前ですよね。ではなぜ丸大豆しょうゆという呼び方をするのか?
現在流通するしょうゆの約85%が、大豆は大豆でも脱脂大豆といって油を搾り取った後の加工大豆を使用しているのです。 この大豆は形がつぶれてしまっていて原型をとどめていないので、これと比較して普通の大豆を丸大豆と呼んでいます。
このみなさんがよく知る丸いままの大豆を使って作ったしょうゆはわずか15%にすぎません。
わたしたちはその丸大豆のなかでも国産のものにこだわりしょうゆづくりを行っています。
この国産丸大豆しょうゆは全体の1.7%。国産有機大豆にいたってはパーセンテージに出てこないぐらい希少なものです。
 

なぜ国産にこだわるの?

現在しょうゆに使われている大豆はほとんど輸入品です。
大豆だけではなく小麦もほとんどが輸入といっていいでしょう。 ということは輸送船でポストハーベストの農薬がまかれているということです。
このポストハーベストというのは栽培中に使われる農薬と違い、輸送中に腐らないよう収穫の後に直接農作物にかけられるものです。農薬が作物に残ってしまう割合が高いんです。
ほかにも大豆には遺伝子組換えの問題があります。
遺伝子組み換え作物が、数十年後体に及ぼす影響はまったくの未知数なので怖いですよね。
日本では基準が甘いため、遺伝子組み換え作物が5%以下の混入なら、「遺伝子組み換え作物を使用していません」と表記できます。
外国では収穫量を上げるため遺伝子組み換え大豆がどんどん広まっています。
国内では遺伝子組み換えの大豆はつくられていないので安心です。

大徳醤油では「いのちを育む食づくり」のコンセプトのもと、国産大豆と国産小麦だけでなく、すべての素材を厳選して選んでいます。